キャリアブログ

プロティアン株式会社代表キャリアコンサルタント 金澤美冬のブログ

AI時代の生き方、思考トレーニング

昨日は、藤原和博氏の「AI時代の戦略的生き方のすすめ~変革と成長を促す思考法」の講演会に行ってきました。

 

 

まずは自己プレゼン(自己紹介ではないのがポイント)で笑わせ、受講者みんなを引きつけて、場を楽しい雰囲気にしていらっしゃいました。

 

 

参加型セミナーで、ブレストを近くにいた初対面の方と何回か行うのですが、アイディアが出やすいように「とにかくバカな意見から出してください」という言葉があったので、「うわ、こんなこと初めて会う人に言ったらふざけてると思われるかな?」「こんな大したことないこと言ってもしょうがないか」とならず、どこのグループでもとっても盛り上がっていました。

 

逆に盛り上がりすぎて藤原氏がストップと言っても止まらずしゃべり続けとうとう3回目くらいには「ストップと言ったらすぐにおしゃべりをやめて!」と藤原氏から注意されてしまうくらいでした。それくらいみんなが小学生みたいになるくらいワクワクしながらブレストしていたんだと思います。

 

よくある社内のブレストだと、結局支店長あたりが「僕はね・・・・」とありがたい素晴らしい意見を言って部下たちは「へへ~ごもっとも」となり、もう次の意見を出す勇気のある人はいなくなってしまいます。それを避けるために、正解っぽいことではなくてまずはバカな意見を、という一言は本当に大事だと思いました。

 

 

また、AI時代の生き方をビジネス、教育、子育てにからめてお話をしてくださったのですが、「なくなる仕事、なくならない仕事」で、これからなくなる仕事を子どもが選択してしまわないように、一緒に色々なことを考えるクセをつけていこうというお話もありました。子どもが自分で考える力を持てるように、普段の生活から子どもに感想ではなく意見を聞くように、ということでした。

 

それは大人の私も当てはまることで、自分で考える力をつけるために、意見を言う訓練をしていこうと思います。それが出来れば、学校や社会でで身に着けてきた情報処理力(知識・技能)に、今の私にはあまり持ち合わせていない情報編集力(思考・判断・表現)を加えることができ、AI時代にも生き残っていけそうです。

 

最後に、場所が本当にイマドキで素敵でした。LIFORK lab(大手町プレイスウエストタワーB2F)というところだったのですが、私がかつていた物流業界おなじみのパレットにクッションを置いてとてもオシャレな椅子になっていたのはビックリしました。解放感あふれる場所で、私の脳も解放感にふれた自由な発想ができたようか気がしました。

 

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フォーク、ヘルメット、作業着、作業靴とセットのイメージだったのに