キャリアブログ

プロティアン株式会社代表キャリアコンサルタント 金澤美冬のブログ

図書委員に戻った日

昨日、スカウトサービスについて書きましたが、日経キャリアNETは営業担当の方(女性)が感じのいい方なのもポイントになったことをつけくわえときます。

 

 

先日初めてお会いした際に、私が読書会を開催しているのをHPでご覧になり「私は読書をほとんどしないんですが、おすすめの本はありますか?」と聞いてくださったので、

 

『読んだら忘れない読書術』という、本を読むための本をおすすめしました。

 

 

 

でも内心、「ふだん読まない方だったらきっと今回も読まないだろうな。今度いらっしゃったときに、あの本どうでした?なんて聞かないようにしなきゃ。プレッシャーになっちゃうかもしれないし。」と思ってました。

 

ところが、昨日お会いし、システムの説明をしてくださった後、「あのおすすめしてくださった本、読みました。まさに最初に読む本としてよかったです!ほかにおすすめはありますか?」とおっしゃったので驚きました。

 

「え!?本当に読んだんですか??」なんて言ってしまいました、ごめんなさい。

 

 

そんな風に、ふだん読まない人は読み始めることはない、と思いこんでいたのも、私が高校生の時の経験からでした。

 

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ボストン公共図書館

 

私は1年生の時から卒業するまで図書委員で、放課後は図書館で本の貸し出しや返却をしていたのですが、1年生の時にふと、その時好きだった男の子の貸し出しカードを見たい衝動に駆られ、のぞいてみたら『本を読もう』という本1冊だけ貸し出し記録がありました。(個人情報とかその時は頭に全くなかったですが、今考えるとよろしくない行いですね。)

 

私は「なるほど。これをスタートとしてこれから読書家になる覚悟なのだな」と思っていたのですが、2年生になっても3年生になってもその子の貸し出しカードの記録は『本を読もう』がさみしく書かれているだけで、結局卒業するまでその1冊しか借りることはなかったようです。

 

その経験があったため、今回の営業の方もそうなんじゃないかと疑いの目で見てしまっていました・・・

 

今回もお勧めの本を聞かれたので、どういう系を求めているか聞いた上で、今度は2冊、貸し出しをしました。どちらか1冊読めたらいいぐらいの気持ちで、と伝え次に会うときまでに読んできてくれるそうです。

 

大人になっても図書委員を続けているみたいで懐かしいです。

 

10月の読書会もそろそろ告知しようと思います。日程は19日土曜日で、場所は新宿か初台のカフェあたりになりそうです。