キャリアブログ

プロティアン株式会社代表キャリアコンサルタント 金澤美冬のブログ

プロティアン・キャリア

先日、おじさんのキャリアを応援すると決めました。

 

それでは、どうやって?ということですが、おじさんがたくさん集まっておじさんのためにおじさんのセミナーを実施する会社にします。

 

おじさんがセミナー講師となり、そしてセミナー受講者にもなり、自分自身のスキルや生き方を振り返り学び続けることができる場を作ります。

 

金メダリストや有名学者さんなどの、「いやいや私にはとても実現できませんです」というセミナーではなく、おじさんが今までのスキルや生き方、趣味などを活かして講師として活躍できる場にしたいです。

 

講師として活躍されてきた方だけでなく、これから講師として活躍したい方の応援、していきます。講師としてのデビュー戦を飾る場を設けたり、応援していきたいと思います。

 

そして受講者として登録していただいた方にもデビュー戦のオブザーバーとして参加していただいたり、自分以外のおじさんによるセミナーに参加することで、様々な可能性を見つたり、学び続け、刺激を受ける場になるといいと思っています。その中で、受講していた方が、自分の得意分野を見つけて、今度は自分自身が講師になったり、他の道を見つけてくれたらうれしいです。

 

自己分析は大事だと思いますが、他の方からの影響があって初めて自分のことがわかる、ということってよくあると思うので、それが狙いです。

 

 

プロティアン・キャリアという言葉をご存知でしょうか?

 

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これはポセイドン?

 

プロティアン・キャリアについては、キャリアコンサルタントの資格を取得する際に学びましたが、今の私のやりたいことにピッタリくるのでご紹介したいと思います。

 

プロティアン・キャリアとは1976年にアメリカのダグラス・ティム・ホールが提唱した考え方で、常に学び続けることで、自らの人生やキャリアの方向性を再構築できる能力のことを言っています。ギリシャ神話の神であるプロテウスから取ったもので、プロテウスの自分の意思で自由に自分の形を変えられることから名付けたそうです。変幻自在なキャリアです。

 

これについて詳しくは、「The career is dead -long live the career:A relational approach to carees」(キャリアの終焉・・・生涯を通じて生き続けるキャリア:関係性アプローチによるキャリア形成)

 という本に書いてあります。ちょっと高めの5,000円です。

 

「career is dead」なんてすごく印象的な言葉ですよね。確か、キャリアコンサルタント試験本番だったか問題集だったかでも「career is dead」とは誰が言ったか、みたいな問題があったような・・・

 

1976年の日本にはピッタリくる内容ではなかったようですが、今読むと、今の日本に必要な考え方です。終身雇用制ではなくなり、人生100年時代の今、まさにという感じです。

 

おじさんの変幻自在なキャリアの応援、楽しみです。

 

おじさんセミナーを10月から始めるために、講師となってくれる方や、まずは受講者として登録してくださる方を探していこうと思います。興味がある方はご連絡ください。

 

こちらのコメントからでも、HPからお問合せいただいても大丈夫です!