ライバル
ライバルができました。
その方は、色々事業について話したり協力したりできる方なのですが、私がこれから始める事業のようなことをその方も始めたいということでした。
正直、最初同じような事業をやる、と聞いたときはショックでしたが、今ままでお世話になっていた方でしたし、私にちゃんとそういう事業をやる、とご自身から言ってくださったので、責めたり悔しがったりしてもしょうがない、と思いました。
その方の方が、人脈もあるし、経験もあるように思えて自信を無くしそうになりますが、自分には自分の個性、経験、スキルがあるのだから、それを信じて取り組むしかないと思いました。
「自分には自分の個性、経験、スキル」。それを具現化する事業なのだから自分がまずそれを証明する良い機会だ。そうも思えました。
そして、「あ！ライバル認定して頑張ればいいんだ！！！」と思いつきました。
というのも、先日のキャリアカウンセリング実技講習での金の糸すごろくゲームでのことを思い出したからです。
同じグループの方がすごろくゲームを進めている中で、「自分に克つことが小さいころからのテーマで人と競争したりということは全く興味がなかった」とおっしゃっているのを聞いて、ハッとしました。
そういえば、私は自分に克つことも好きだけれど、ライバルがいた方がよりグングン頑張れるタイプだ！と自分の特性を思い出しました。中学の時も、高校の時も、自分の中で設定したライバルがいました。「相手の邪魔をしてやろう、蹴落としてやろう、いっひっひ」ということではなく、自分が自分の努力でレベルアップすることによって、相手に勝ちたいという思いがありました。
自分の力を最大限に発揮できるのは、ライバルがいるときだったんじゃないかとこの歳になって初めて気が付きました。
思い返してみると、社会人になってからはずーっとライバルがいませんでした。年齢も経験も目指す方向も目的も色々違いすぎてライバル認定ができずにおりました。
ということは、レベルアップのスピードも大したものじゃなかったということかもしれません。ライバル不在の20年、惜しいことをしました。
しかし今、久方ぶりにいいライバルができて、楽しみです。（少々強がりもありますが…）
それにしてもブログっていいですね、今回もこのブログが自分の考えを整理するカウンセリングの役割を果たしてくれました。
