キャリアブログ

プロティアン株式会社代表キャリアコンサルタント 金澤美冬のブログ

退職できない・・・

「部活、何やってたの?」と聞かれることってたまにありますよね。

 

そういう時私は「…野球部の、マネージャーというか、、」とモゴモゴとした答えになってしまいます。卒業して約20年(!?)経ってもなんとなく恥ずかしいんです。

 

高校の時、野球部のマネージャーでした。

 

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打つより、捕る方が好きです。

 

中学でキャプテンまでしていたバレーボールを続けたい気持ちはあったのですが、喘息だったので、「神宮外苑を3周してこい!」と言われたらついてけないと思い、マネージャーを選択しました。野球が好きだったこともあり(タッチも読んでましたし)野球部に入部することにしました。

 

でも、いざ入部してみてわかったのは、野球はプレイするのは好きだけど、見てるのは好きではなかったのです・・

 

そしてマネージャーの仕事は部員さんの支援。飲み物作ったり、大会前には御守りを縫ったり、合宿では泥で汚れたユニフォームを洗濯したり・・・それもそんなに好きではありませんでした。

 (この経験から、「私というのは、人に尽くすことに喜びを感じられない人物なのか。」と少なからずショックがあり、就活の際にさまよう遠因にもなるのですがまた別の機会にお話しします。)

 

 

ただ、女子マネージャーの先輩たちが、すごく優しくて面白かったので、マネージャー同士でケラケラ笑っているのが本当に楽しかったのです。職場環境が良かった、っていうことですね。だから全く辞めたいなんて発想にはなりませんでした。

 

 

ところが先輩達が受験勉強のために引退したあと、同学年のマネージャーの1人から悪口を言われ続けるようになりました。マネージャーの仕事は好きなわけではないし、居心地も悪い、となると続ける理由なんてありませんでした。

 

 

だから迷わず辞めたいと申し出ました。すると、色々な人から反対にあいました。

 

「途中で辞めたら部員さんに迷惑がかかる

「野球愛や野球部への愛はないのか?

内申にひびくよ」 

「すぐ辞めるのはよくない。入部したからには全うするのがいい

 

私に悪口を言う張本人の子でさえ「辞めたら迷惑かかるんだけど」

これにはビックリしました。私が辞めたら喜ぶと思っていたので・・・

 

 

そうこうしているうちに、私の慕っていた元マネージャーの先輩からも「辞めないであげてほしいよ」と優しく説得され、先輩に迷惑をかけたくない気持ちから、自分自身では納得しないまま、その先輩のために残ることにしました。いろんな人の説得で疲れたのもありますし長引かせて迷惑をかけたくもありませんでした。

 

 

ここが転職でも難しいところで、自分が大事に思っている人を含め、あまりにいろんな人から自分が考えていることと反対の意見を言われると、自分の決断に迷いが出てきたりします。

 

 

私も結局辞めませんでした。辞められませんでした。

 

 

でも、自分の人生を操縦するのは自分で、自分の大切な時間を守るのも自分だけです。でもなぜか周囲の声に耳を貸して、自分の心の声を聞けなかったりしてタイミングを逃してしまうことがあるので、そうならないようにしなきゃいけません。

(すみません、夜に書いてるから熱くなってます。明日の朝見たら恥ずかしくなるパターンかもしれません)

 

 

自分が欲しいスキルが磨けない、好きでもない、環境悪い場所に留まっていても時間の無駄だから、スキルが磨けて、好きなことができて、環境もいいところに行った方がいいと心底思います。

 

そうしたくてもできない方、結構いるので、これからも力になっていきたいと思います。

 

余談ですが、社会人になってから野球部に選手として入部し、昼練などこなすことで、野球をプレイすることへの未練は消化できました。