第1回おじさんセミナー開催しました。
1月23日、第1回ミニおじさんセミナー「損保一筋38年で定年退職したおじさんが、いかにして人材紹介、セミナー講師に転身したのか?」を開催しました。
私の「プロティアン・キャリアセミナー」の後半にお願いしたのですが、私のガチガチ緊張のロボットのようなセミナーとは違って、堂々として聴きやすく、笑いが何度も起こる素晴らしいセミナーでした。
内容が定年を迎える前に考えたことなど、50代の方には特に響くものだったようで、
『定年後に向けて今何を始めたらよいか、ヒントになりました』
『定年後の自分を想像することから行動を起こし、何ができて何がしたいのか考えようと思いました』
など、受講者からの感想をいただきました。
社名変更し、HPリニューアルしました。
久しぶりの更新です。
社名変更し、HPリニューアルしました。
新社名:プロティアン株式会社
新HP:https://www.protean.co.jp/
プロティアン・キャリアというのは、変幻自在なキャリアという意味でダグラス・ホール博士が提唱した言葉です。プロテウスというギリシャ神話の海の神様が変幻自在だったことが由来です。
特におじさんが、変幻自在なキャリアを築いていけるようにという想いからこの社名になりました。
更新が止まってしまっていたのは、「おじさんの、おじさんによる、おじさんセミナー事業」「おじさんの学び合いコミュニティ」のことで頭がいっぱいだったからです。
社名変更やHPリニューアルにも意外と時間を取られました。
でも、どうしてもプロティアンとして、おじさんを応援していきたかったのです。
改めましてよろしくお願いいたします。
だれでも読書会@パン屋さんのご報告
本日、だれでも読書会@パン屋さんを開催いたしました。
女性7名、男性3名の会となりました。
とても楽しくて、私が一番楽しんでしまったと思います。すみません。
そしてパンがサクッサクで美味しかった・・・
順番に一人1~2冊を3分ほどで紹介していきました。
■夜中の薔薇(向田邦子)
向田邦子さんのエッセイです。今日はトップバッターだった私が紹介した本です。この本の中の「手袋の話」がとても印象深く、何度も読み返しているので紹介しました。気に入る手袋が無かったら、手がカチカチに凍えようとやせ我慢をする、気に入らない手袋を身に着けるくらいならその方がマシ、という筆者の性格に憧れや羨ましい気持ちと、でもきっと生きるのが大変だろうな、という凡人の感想を添えて。
向田邦子の「父の詫び状」を最近人に薦められたという方もいらっしゃったので、「思い出トランプ」(中でも「かわうそ」という短編が私は好きです。)、「阿修羅のごとく」、「あ・うん」も追撃でお薦めしてしまいました。
ムーミンというと可愛らしくメルヘンなイメージがありましたが、なかなかに哲学的なお話らしいです。ムーミンパパは自らのアイデンティティを常に探している方だということや、ミイは実は35人きょうだいで、スナフキンとも異父きょうだいだということも今日初めて知りました。作者のヤンソンさんが母との葛藤やナチスに迎合せねばならない葛藤などを抱えていたため、ということもお話しされていて、非常に深みあるご紹介でした。
■あゝ、定年かぁ・クライシス(原沢修一)
定年を1年後に控えて、定年後に何をしようか考えたことがこの本を読むキッカケだったそうです。「キョウヨウの無い人」は「教養の無い人」はなく「今日、用の無い人」。「キョウイクの無い人」は「教育の無い人」ではなく「今日、行くの無い人」だそうで、生きがい難民と呼ばれるそうで、ご紹介してくださった方はそれをきっかけにキャリアコンサルタント資格を取得されるにいたったということでした。行動力がすごいです。
■羊男のクリスマス(村上春樹)
この本をご紹介してくれた方は、最初、村上春樹の本を読んだ時には気持ち悪かったけれど、今では「村上主義者」だそうです。(ハルキストではなく、村上主義者。そう呼んでほしいと村上春樹さんご本人が言っているため。)
私も、村上春樹を初めて読んだときは「気持ち悪い」と思ったのですが、今は好き、なので激しく共感を覚えてしまい「そうそうそう!!!!」と席が少し離れていたにも関わらず乗り出してしまいました。そして読書会が終わってからも村上春樹と糸井重里が一緒に書いた本を紹介してもらい、ほくほく。
■Discover Japan~ニッポン人はどこから来たの?~(雑誌)
■ミトコンドリアDNAで相性判断(徳永隆司)
この2冊をご紹介してくださった方は、ご自身が南方起源ということが分かり、開拓精神があったりと納得いく結果が多くあったそうです。心理ゲーム・カフェに早速行ったりとこの本を読んで実行されたことも多々ありアクティブさに驚きました。
そして私自身のルーツも気になってきました。北方起源なのか?大陸中央起源なのか?紹介してくれた方と同じ南方起源なのか?それぞれがどんな特徴を持っていて自分がどこかを予想するのも楽しそうです。
■ツバキ文具店(小川糸)
手書きでいろんなお手紙を代書するお話。ご紹介してくださった方ご自身が、手書きの文字が好きで、伝えられないことを手紙にして書いたり、間違って伝わってしまったことを改めて伝え直す手段として使ったりということを日ごろからされているそうです。お若いのにLINEやメールではなく手紙を書くということをされているところ、筆不精の私としては尊敬しちゃいます。しかも文庫本だったら1時間で読めるほどの速読力の持ち主だったので尚更です。
鎌倉が舞台のお話ということもあって、鎌倉に私も行きたくなりました。蛇足ですが私は鎌倉なら瑞泉寺が好きです。
■ぐうたら王とちょこまか王女(ミラ・ローベ)
ぐうたらな王様がいて、娘の王女の影響で素晴らしい王様になっていくという童話です。小さい頃にこの本の中でパンと水が美味しそうだったから実際に食べたお話をされていて、なんだかその方の小さい頃の様子が見えるようで、可愛い!と思ってしまいました。王様に様々なことを考えさせないように周りの人たちが動いている、というのは大人の世界、政治の世界が描かれていて、童話と言えど核心をついているようなお話だと思いました。
今、作者を調べるためにAmazonで見てみたら、「大人が読んでも考えさせられる素晴らしいものでした、大切にします」等書かれていて、とても評価が高かったのもうなずけます。
精神の成熟の変化は駱駝(重荷を背負わされている)から獅子(自らやりたいこと、自由を獲得し)、小児(創造していく)となっていく。ご自身の現在の状況と重ね合わせて考えていらっしゃり、とても興味深いものでした。訳者によっても読みやすさが全然違うということだったので、この手塚訳を読んでみたくなりました。
私も大学の時の課題図書だったものの「らくだが・・・?」と数ページ読むのにもものすごい時間がかかり、その上ほとんど全く頭に残らなかったという悲しい思い出があったので、これを機にもう一度挑戦してみたいです。
■道は開ける(カーネギー)
酸っぱいレモンをレモネードに、というお話が出てきました。もちろんこの本のすごさは分かっているのですが、ご紹介してくださった方が元牧師さんで、そしてそのご自身の経験をお話してくださったのですが、心にずっしり来る内容で、お話が終わったあともぼーっとしてしまいました。
よりこの本の良さを再認識しました。私もこの本に何度助けられたか、という本でありこれからも助けてもらおうと思っています。
いつも出張先でアパホテルに滞在するときに置いてあり気になっていて今回読まれたそうです。帯に「人間の器を広げる一冊」とあったそうですが期待を裏切らない、ピンチをチャンスに、失敗を成功に導くにはという内容です。蚊をバチっと退治したと思ったら自分のつけまつげだった、という愉快なエピソードなどの紹介がありました。
以上、本日のご報告でした。
椎名さんの安定したファシリテーターっぷりで、純粋に参加者として楽しんじゃいました、椎名さんお疲れ様です。ありがとうございました。
次回は11月23日(土)に開催することといたしました。また改めて告知いたします。
読書会、映画の感想、交流会、引っ越し・・・
色々書きたいことが溜まっています。とりあえず書き並べてみます。
1 「だれでも読書会@パン屋さん」
10名の枠がすべて埋まりましたが、パン屋さんに相談したらもう少し増えても場所は何とかなるということだったので、12名くらいまでなら、いいかなと思っています。13名以上になってしまうと一人ひとりのお話を聞けず、少人数のこじんまりとした良さが無くなってしまいそうなので、締め切ろうと思います。
小説、児童書、ビジネス書…など色々なジャンルが集まりそうです。私は向田邦子さんのエッセーと友人(矢羽田社労士です)に借りたビジネス書の2つを持参しようと思っています。ビジネス書はまだ読み終わってないのですが、これから頑張って読みます。
申し込みのときに「パンにつられました」と言ってくださる方もいて、私も「そうなんです!!本とパンとコーヒーが楽しめる読書会に行ってみたいと思って開催しました!!!」と前のめりになりそうになるのを抑えておとなしく受付をいたしました。
2 映画の感想
最近「マイインターン」という映画を観ました。1週間に1回アマゾンプライムで映画を観る習慣があるのですが、最近見た中で断トツ良かったです。最初から最後まで心温まる、素敵な映画でした。
出てくる人たちのファッションが面白くキャラクターに本当に合っていて、オフィスもイマドキで目が楽しめました。何より定年を迎えた主人公をロバート・デ・ニーロが演じているのですが、上品で、ジェントルで、チャーミングで、可愛くて、頼りになって、終始にやにやして観てしまいました。今も思い出して顔がにやけるくらいです。ロバート・デ・ニーロはマフィアのボスとか怖い役しか知らなかったので、最初は「え?これ本当にロバート・デ・ニーロなの?」と確認してしまいました。
元々、この映画を紹介してくださった方も、自然と周りに人が集まってくるようなそんな素敵なジェントルマンなので、なんだか主人公とかぶって見えました。その方とも今後おじさんセミナーや人材紹介でも一緒にお仕事が始められるのでとても楽しみです。
3 10社連合異業種交流会
私の枠は埋まり、追加の枠も埋まりましたがまだあと2名くらいなら枠はいただけそうです。当日キャンセルも見越すからだそうで、こういう交流会は、当日キャンセル率20~30%らしいです。そんなに多いとは驚きました。
4 引っ越しや社名変更
11月1日には社名変更する予定です。引っ越しは11月上旬にできる予定です。引っ越しの準備とか、登記とか、印鑑変更とか、意外と大変そうです。でも法務局に自転車で行けるのは有難い。
ほかにも書きたいことがたまっていますが、また落ち着いたらにします。
助成金、無事申請しました。
ちょっと間があいてしまいました。ブログ三日坊主が再発したわけではありません。
事務所移転のための内見(新宿御苑から四谷三丁目あたりを探しています)や、人材紹介事業のあらたな方向準備や、マイナビから日経キャリアへの移動(会社情報入力、コンサル紹介、求人登録)や、なんやかんやでバタバタしてました。まずは助成金申請についての報告です。
10/1(火)に、先日のブログでご紹介した友人の矢羽田社労士から「こんな創業支援の助成金ありますよ」と教えてもらったけれどもあまりの書類の多さや、事業の内容をこまかく説明しなければいけないし、なんとその助成金は10/9締め切り。1週間ほどしか時間がありません。「うわー!無理じゃない?1ヶ月はかかるんじゃ・・・」と思い、矢羽田社労士に依頼すること自体は決めたものの、今回ので申請するか、来年に申請するかは決めかねていました。
career-education.hatenablog.com
でもおじさんセミナー事業のことをきちんと事業計画に落とし込みたいと思っていたのもあり、ここらでちゃんと紙にしておかなきゃということで、意を決して依頼すると決めたのが10/3(木)。
そして翌日の10/4(金)に矢羽田社労士に事務所に来てもらい、ヒヤリングしてもらいました。そうしたところ、まず、ヒヤリング力に感服してしまいました。考えていることを拙い言葉で伝えると、それを的確にまとめてくれたり、別な言い方で表現してくれて、「そうそう!」「それが言いたかった」「なるほど、そう言えばいいのか」など痒い所に手が届くだけでなく、もっとすごいんです(拙い言葉・・・)
例えば、「おじさんセミナー事業の想定されるリスクとその回避方法は?」という質問に私が「えっと、おじさんが自慢話で終わっちゃったらどうしようね、ごにょごにょ」とかなんとかいうと、「ああ、セミナーの質の確保ね」などとバシッとキメてくれる。「そのリスクの回避方法としてはおじさん講師へのセミナー開催とか・・・」と言うと「いいね!あとは美冬はキャリアコンサルタントだし、周りにそういう人が集まっているからそれを活かしてお互いに質を高め合うっていうのもできるね」などと私が思いつかなかったことも提案してくれました。
ただ書類を整えてくれるだけだと思ってたのに、こんな有難いコンサル・・・
つーじー(矢羽田社労士のあだ名)、おみそれしました・・・
私の脳裏には「これはもらったも同然・・・!」という言葉が浮かんだと思ったら、口にも出してしまったらしく矢羽田社労士からは「ちょっとちょっと、まだこれからなんだから油断しないでくださいな」と、もっともな口頭注意が入りました。
そして、土曜日を1日はさんだ、10/6(日)午前中には8~9割完成している書類を見せてくれました。
「土曜日のたった1日だけで、ここまでのものがっ!!!???」と、仕事が遅く、おっちょこちょいで、文章書くのが苦手でうっかりものの私から見たら神業としか思えないような素晴らしい内容に心底驚き、鳥肌が立ってしまいました。
私が伝えた事業内容を決してそれることなく、的確に把握してくれ、その上現代の時流を意識した書き方、段階的な目標と具体的な歩みなど・・・厚み、横の広がり、縦の伸び、信頼感。
あまりに感動したので、矢羽田社労士に、「万が一助成金がもらえなかった場合でも相談料を払いたい。だってこんなに立派な事業計画ができたから。」と伝えましたがビシッと断られてしまいました。
書類審査(結果は1月上旬)→面接→結果発表という流れなので、結果が分かるのは2か月以上先です。良い結果になりますように。そうしないとお金受け取ってもらえないんですもの。いえ、もちろん自分のために、会社のために、おじさん活躍のために、の助成金なのですが。
数字のところは近所の税理士さんにも相談し無事完成して、10/9消印で提出することができました。
矢羽田社労士には本当に感動したということを伝えたかったのに、書類の受け渡しの時に「すごいね、すごすぎてビックリだよ」という言葉しか出てこず、語彙力の無さ、伝える力の足りなさを改めて感じました。ブログを書いて鍛えようと思います。
<矢羽田社労士のHP>
社労士に相談するのは、従業員がたくさんいるそこそこ大きな会社なんだろうと思ってましたがこんなに力になってもらえるなんて、本当に思ってもみなかったです。しかも筋肉部屋で出会った筋肉仲間に・・・。
10月のイベント「だれでも読書会@パン屋さん」と「10社連合異業種交流会」
10月のイベント、順調に集まっています。
「だれでも読書会@パン屋さん」は、割と女性に興味を持っていただけているようです。もしかしてパン目当てかもしれませんが、どんな本をみなさんお持ちになるのか楽しみです。
career-education.hatenablog.com
「10社連合異業種交流会」は、私に直接申し込みを伝えてくださる方、こくちーずからお申し込みされる方、と色々いらっしゃいます。
10社連合のうちの特に集客力のある1社さんは既に50名以上集まったので「満員御礼」と書いているにも関わらず申し込みがあるようで、締め切るのが大変みたいです。私のところの枠もおかげさまで埋まりましたが、あと2枠くらいはお願いすればもらえるかもしれません。どうぞお声がけくださいませ。
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創業してすぐの助成金や補助金について
会社設立してから、どこかのタイミングで助成金や補助金について申請しようと思っていました。もらえるかもしれないものはもらっとかないと・・・とは思いつつ、いつのまにか1年が経ってしまっていました。
だって提出する書類とかネット情報ではドッサリだって聞きますし、申請方法とか、考えただけで小難しい・・・。勇気を出して読んでみても「???」というのが多くて・・・・これをやっている時間があったら営業的なことに時間を費やしたい、というのもありますし。
でも「創業してから〇年以内」など期限があるモノがあるので少し焦り始めてもいました。
ここで前回で出てきた筋肉部屋で出会った私の友人のつーじーの話です。
career-education.hatenablog.com
つーじーは筋肉番付5位だけどとてもそうは見えないスマートな女性です。そしてとてもしっかり者で、グループの中でもきっちり場を締める役割をいつも担ってくれていました。とてもチャーミングな笑顔と優しいしゃべり方が特徴で、筋肉部屋にも関わらず(?)合宿中にも他のチームの男子から告白されていました。(私は誰からも告白されていません。キー。)
つーじーは社労士事務所の代表なのでした。そのため助成金や補助金のことについて相談してみました。
どんな助成金や補助金があって私が申請が通りそうなものを調べてくれて、もし申請するときは手続きについて色々やってくれるというのです。
まさかこんなに身近なところに頼れる人がいたなんて、とビックリでした。
つーじーは私に今まで全く宣伝したことなかったですし、営業されたこともなかったので・・・商魂たくましくないというか、品があるというか。
そして依頼する決め手となったのが成功報酬制ということでした。
実は設立してすぐのときに、社労士や行政書士が所属している事務所に一度、助成金について相談に行ったことがあるのですが、着手金で10万円くらい渡さないと行けないのがネックでした。
助成金というのは、申請しても合格するのが30%くらいだったりで、申請してももらえない場合がけっこうあるようなので、10万円払って依頼して、うまくいかず助成金がもらえなくてもその事務所に払ったお金は返ってきません。そして助成金獲得に成功したら成功報酬もさらに払わなければならなかったり、なんかもったいなくて契約には至らなかったのです。
今回つーじーのところは、成功報酬制でやってくれるというので、本当にありがたいです。
・信頼(20年間、裏切られたことがないです。しっかり者です)
・成功報酬制
という2つがポイントとなって、悩んで保留にしていた助成金の問題をやっと前に進めることができました。
自分が苦手なこと、時間がかかりそうなこと、やりたくないことは丸投げ(つーじー、よろしくお願いします)して、本来の自分がやりたいことに全力投球できるのは、ありがたい、と思いました。
つーじーのHPです。とても筋肉番付5位には見えないと思います。